第17回東京フィルメックス コンペティション 『マンダレーへの道』

ミャンマー出身で、現在は台湾をベースに活躍するミディ・ジーの長編劇映画第4作。リャンチンはミャンマーからタイへと違法で国境を越える途中、同じく国境を越えようとしているグオと知り合う。リャンチンはバンコクの食堂で皿洗いの仕事を得るが、生活は思うようにゆかず、食堂が警察の捜査を受けたことをきっかけに郊外の紡績工場で働くグオを頼り、同じ工場で働き始める。リャンチンの最終的な目的は偽造パスポートを得て台湾に移住することだった。だが、グオの考えは別のところにあった……。『あの頃、君を追いかけた』に出演した台湾のスター、クー・チェンドンがグオ役を演じる。ヴェネチア映画祭「ヴェニス・デイズ」部門で上映。

クー・チェンドンが出ていることにびっくり!彼とヒロインを演じるウー・クーシーはミャンマーで農民の生活やタイの工場労働者の環境や生活ぶりを体験することで,徹底的に役作りを行ったとのこと。
実際にミャンマーからタイへ違法越境する例は極めて多いようで,監督の身近にも大勢いるらしい。そんなところから本作が生まれたのだが,それをきちんとしたドラマに作り上げるセンスには感服する。

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