「第19回東京フィルメックス」 ラインナップ発表記者会見

どこよりも早く、ここでしか観られない注目作品が集まる、国際映画祭「第19回東京フィルメックス/TOKYO FILMeX 2018」が、11月17日(土)から11月25日(日)までの期間で開催されます。4(木)、映画祭ディレクターの市山尚三と、特別招待作品部門での上映が決定している奥山大史監督がゲストで登壇したラインナップ発表記者会見が実施されました。

「第19回東京フィルメックス」ラインナップ発表記者会見
■日程:10月4日(木)13:00~
■場所:ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター(港区赤坂7-5-56)
■登壇者:奥山大史(おくやま・ひろし)監督(22歳)、市山尚三(映画祭ディレクター) *敬称略

<巨匠ウェイン・ワン監督、フィルメックス審査委員長快諾の秘話が明らかに!
注目の新進気鋭・奥山大史監督作の日本初上映も決定!
第19回東京フィルメックス “アジアからの新しい風を感じる”作品がラインナップ!>

2000年12月に記念すべき第1回が開催され、今年で19回目を迎える「東京フィルメックス」は、とことんアジアにこだわった映画祭!その地域を中心とした新進気鋭の監督たちの作品を集め、どこよりも早く、世界の“次”に出会える唯一の国際映画祭。その独自性や刺激的な作品の数々が、今熱い話題を集めている。若手監督によるコンペティション部門、最先端の話題作が並ぶ特別招待作品、そして東京フィルメックス独自の企画で行われる特集上映など、一つも見逃せない作品が今年も集結!
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11月17日(土)から25日(日)まで有楽町朝日ホールとTOHOシネマズ 日比谷他で開催される国際映画祭「第19回東京フィルメックス」。そのラインナップ発表記者会見が都内で行われ、市山尚三映画祭ディレクターが登壇した。市山はラインナップ発表の前に、昨年まで映画祭事務局を担っていたオフィス北野がサポートから外れ、木下グループの特別協賛のもと、新たに5月から新体制での開催となることを改めてアナウンス。「たくさんの方からご心配や励ましのご連絡をいただき、ありがとうございました」と感謝の辞を述べた。
今年の国際審査委員長には世界で活躍する巨匠、ウェイン・ワンの決定が発表されると、市山はその経緯を説明。「今年の3月に北野監督がオフィス北野を離れるニュースが出たときに、ウェイン・ワンから心配のメールがきました。実はウェイン・ワンは昨年のフィルメックスに奥さんと一緒に来場していたんです。その後、カンヌ国際映画祭にてフィルメックスを今年も開催すると発表されたニュースをみて、“良かった。私にできることがあれば”とメールをいただいたので、でしたら是非、審査委員長をとお願いしたところ、快く引き受けてくれた」と、ウェイン・ワンがフィルメックス開催を気に掛けており、審査委員長を快諾した秘話を明らかにした。さらには、過去に東京フィルメックスの若手人材育成事業「タレンツ・トーキョー」に参加し、昨年は本映画祭にて『殺人者マルリナ』でグランプリを獲得したモーリー・スリヤ監督、映画好きとしても知られるアートディレクターのエドツワキ氏も国際審査員に選ばれた。
今年のオープニング作品には何気ない会話の中に人生の機微、家族、老いといったテーマが投げかけられるホン・サンス監督の傑作『川沿いのホテル』、クロージング作品には裏社会に生きる男女の関係を社会の変遷とともに描き、これまでの集大成ともいえるジャ・ジャンク―監督の『アッシュ・イズ・ピュアレスト・ホワイト』が選ばれた。
コンペティション部門では、世界的に大きな注目を集めるアジアの才能ある新鋭たちの10作品を上映。フィルメックスでは初となる、トルコ作品の上映も発表された。市山ディレクターは、今年のコンペティション作品の特徴を「偶然にも、フィルムノワールタッチのものが多く集まった」とコメント、「これはウォン・カーウァイ作品の影響なのでは。ダイレクトにテーマを語るよりも、スタイルにこだわりつつ、テーマを語るのは面白いのでは。」と語った。
さらには、今年の特別招待作品部門にて『僕はイエス様が嫌い』の日本初上映が決定した奥山大史監督がゲストとして登壇。サンセバスチャン映画祭にて新人監督賞を受賞したことを聞かれると、「(映画祭が開催されたスペインは)カトリックの国なので、どういった反応が出るか不安だったが、温かく迎えてくれて嬉しかった」と笑顔を見せた。市山も劇中でのイエス様の登場の演出を絶賛し、会場に集まった記者たちの期待を高めた。
特集上映では、アミール・ナデリ監督の1970年代にイランで監督した初期作品と、今年、カンヌ国際映画祭とヴェネツィア国際映画祭で相次いで上映された脚本作と監督最新作が上映される。また、映画の人材育成プロジェクト「タレンツ・トーキョー」と、昨年からスタートした、小さなお子さんや聴覚障がい者の方も楽しめるよう、日本語吹き替え字幕付き上映や、セリフを用いずに理解できるアニメーション作品を上映する「映画の時間プラス」、今後の映画批評の新たな形を探る「国際批評フォーラム」が今年もプログラムの一つとして開催される。
さらには、新しい才能を発掘するべく2016年に木下グループが立ち上げた<木下グループ新人監督賞>を継承した、「フィルメックス新人監督賞・シナリオ賞」の開催も決定。11月1日よりフィルメックスの公式サイトにて募集、グランプリ受賞作品は木下グループのバックアップにより製作・配給される。オリジナルのプログラムが凝縮した「第19回東京フィルメックス」は、11月17日(土)から開催される。

「第19回東京フィルメックス」ラインナップ ※今後追加される情報もございます。詳細は公式HPもご参照ください→https://filmex.jp
<コンペティション部門>10作品
▼『シベル』チャーラ・ゼンジルジ、ギヨーム・ジョヴァネッティ(トルコ) ▼『アイカ(原題)』セルゲイ・ドヴォルツェヴォイ(ロシア、カザフスタン) ▼『マンタレイ』プッティポン・アルンペン(タイ) ▼『幻の土地』ヨー・シュウホァ(シンガポール) ▼『幸福城市』ホー・ウィディン(台湾) ▼『自由行』イン・リャン(台湾、香港) ▼『轢き殺された羊』ペマツェテン(中国) ▼『ロングデイズ・ジャーニー、イントゥ・ナイト(仮題)』ビー・ガン(中国) ▼『象は静かに座っている』フー・ボー(中国) ▼『夜明け』広瀬奈々子(日本)
<特別招待作品>16作品
▼『川沿いのホテル』ホン・サンス(韓国)※オープニング作品 ▼『アッシュ・イズ・ピュアレスト・ホワイト(原題)』ジャ・ジャンク―(中国)※クロージング作品 ▼『エルサレムの路面電車』アモス・ギタイ(イスラエル) ▼『ガザの友人への手紙』アモス・ギタイ(イスラエル) ▼『名前のない墓』リティ・パン(カンボジア) ▼『8人の女と1つの舞台』スタンリー・クワン(香港) ▼『アルファ、殺しの権利』ブリランテ・メンドーサ(フィリピン) ▼『あなたの顔』ツァイ・ミンリャン(台湾) ▼『盗馬賊<デジタル修復版>』ティエン・チュアンチュアン(中国) ▼『草の葉』ホン・サンス(韓国) ▼『PLANETIST』豊田利晃(日本) ▼『盆唄』中江裕司(日本) ▼『共想』篠崎誠(日本) ▼『僕はイエス様が嫌い』奥山大史(日本) ▼『空の瞳とカタツムリ』斎藤久志(日本) ▼『Complicity』近浦啓(日本)
<特集上映 アミール・ナデリ>
▼『ハーモニカ』(イラン、1974年) ▼『期待』(イラン、1974年) ▼『華氏451(2018)』(アメリカ、2018年) ▼『マジック・ランタン』(アメリカ、2018年)※もう一作品追加される場合がございます。追って公式サイトで発表いたします。
<映画の時間プラス>
親子で映画&聴覚障がい者向け日本語字幕つき鑑賞会※プログラム詳細は、公式サイトの<「映画」の時間プラス>からご覧ください。http://filmex.jp/eiganojikan/

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