この度、ヨコハマ・フットボール映画祭実行委員会では、国際相互理解の推進ならびに日本サッカーの魅力発信のために、11月2日(日)ヨコハマ・フットボール映画祭イン ジャカルタを開催することとなりました。
本イベントは、インドネシア国ジャカルタで開催されるジャパン・フェスティバル・イン・インドネシア(実行委員長 青柳陽一郎 衆議院議員)の一環として開催いたします。
当日は、ヨコハマ・フットボール映画祭実行委員会が厳選した日本のサッカー映画4本の、インドネシア語字幕、あるいは英語字幕での上映に加え、日本サッカーの魅力を多角的に語るトークイベントや、Jリーグに所属するサッカーチームのユニフォーム試着体験会などを行います。
■インドネシアなのか? ―開催への道―
ヨコハマ・フットボール映画祭では、2011年2月のスタート以来、毎年2月国内外の優れたサッカー映画を上映してまいりましたが、唯一外国人監督として2作品を出品しているのが、インドネシア人のアンディバティアール・ユスフ氏です。記念すべき第1回の映画祭において、唯一のジャパン・プレミア作品となる「ロミオ&ジュリエット-フーリガンの恋-」を出品、舞台挨拶を実施。その3年後となる2014年には最新作「インドネシア・コネクション-サッカーに蝕まれた男たち-」を出品。またその間も、インドネシア人選手のJリーグ挑戦などを取材するために来日、映画祭スタッフと交流をあたためてきました。
ユスフ監督の作品内で描かれるインドネシアサッカー情熱や、監督との直接の交流のなかで、映画祭スタッフのなかで、ぜひ日本のサッカー文化を伝えるために、インドネシアでの映画祭開催の機会を伺っておりました。
そして、イルファン・バフディム選手がヴァンフォーレ甲府と契約して、インドネシア人初Jリーガーが誕生した今年、初めて開催されるジャパン・フェスティバル イン インドネシアの一環として開催する運びとなりました。
■上映作品について
史上最速、J2加盟3年目にしてのJ1昇格を目前に控え、現在最も勢いを持つ松本山雅FCとAC長野パルセイロとのライバル関係に迫ったドキュメンタリー「クラシコ」を筆頭に、聴覚障害者サッカー女子日本代表チームに密着し、聴覚障害サッカーの競技面の魅力を浮かび上がらせる「アイ・コンタクト」、震災以降、塞ぎこむ父親の笑顔を取り戻そうと奮闘する女の子を描く「旅するボール」、日本独自のサッカー文化:高校サッカー部で不器用に奮闘するキャプテンと女子マネージャーを描く「ガンバレとかうるせぇ」の4作品を上映します。
いずれも、サッカーをキーワードに日本の現在の姿とサッカー自体の魅力を伝えようとする作品で、ジャカルタの人々にどのように受け入れられるのか楽しみです。
■ちょんまげ隊長ツンさんのトークショーやJリーグ応援体験サービスを実施
また上映に加えて、FIFAの公式番組でも密着ドキュメンタリーが製作されたちょんまげ隊長ツンさんによるトークショーや、Jリーグクラブの応援アイテム(ユニフォームやマフラー、マスコットなど)を試着して、写真撮影を行うGet on Jサービスを実施します。
また、同日に開催される、インドネシアでのJリーグ中継の解説者としても有名なユスフ監督によるトークショー“Jリーグスピリッツ”や、インドネシア人初Jリーガーイルファン・バフディム選手が所属するヴァンフォーレ甲府ブースでのグッズ販売などとも連動し、サッカーによる日イの交流に貢献いたします。
■イベントタイトル:ヨコハマ・フットボール映画祭in ジャカルタ
■開催日:2014年11月2日(日)
■会場:La Piazza 多目的ホール (インドネシア・ジャカルタ)
■公式サイト: http://jfi.asia
■協力:ガルーダ・インドネシア航空 国際交流基金ジャカルタ日本文化センター
■プログラム
11:00- 「アイ・コンタクト」インドネシア語字幕付き上映 監督:中村明彦
特別協力 国際交流基金 ジャカルタ日本文化センター
13:00- トークセッション Jリーグスピリッツ
出演:アンディバティアール・ユスフ(映画監督・Jリーグ解説者)
14:30- 「クラシコ」英語字幕付き上映 監督:樋本 淳
16:30- 「旅するボール」英語字幕付き上映 監督:大川五月
トークショー 「被災地支援への感謝を込めて」 出演:ちょんまげ隊長ツンさん
18:00- 「ガンバレとかうるせぇ」 英語字幕付き上映 監督:佐藤快磨