友だちのパパが好き 第28回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ

タエは大学に入ったばかり。両親は離婚しようとしている。元はといえば,父親の浮気が原因なのだが,今まで離婚を延ばし延ばしにしていたのには色々と理由がある。でも,ようやく離婚することになった。タエの友人のマヤはそれを喜ぶ。なぜなら,マヤはタエの父親である恭介が好きだから。昔からファザコンの気があって,周囲からは変だと思われているマヤだが,恋愛はいつも本気で純粋だ。だからこそ困るのだけれど。さてさて,マヤの純愛の行方は?

驚くべき傑作なのかもしれない。「ロミオとジュリエット」を一つのモチーフとしながらも,日本映画が古くから扱ってきた家族とか,ラブストーリーとか,男と女の憎愛劇とか,が実に現代的なバックグラウンドの元で語られていく。何よりも素晴らしいのは,まさに平成の今,登場人物が口にするダイアローグであり,その感性だと思う。これには参らせられました。
とっつきは軽〜いライトコメディかと思いきや,そんなことはない!まさに深刻な内容である。ラスト,マヤの純愛は成就するかに見える。しかし,事はそんなに簡単にはいかないだろう。これからこそ大変だ。

ユーロスペースで12月からの公開が決定している。是非観るべし!

©2015 GEEK PICTURES

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