家族の映画 (Rodinný film) 第28回東京国際映画祭 コンペティション

冬休みにはまだだいぶ日数があるが,両親は揃ってヨットクルーズに出かけていく。残された姉弟の二人は留守番だが,両親もいないせいか,かなりルーズになっている。特に弟の方は学校をずっとサボっている。でも,毎日 Skype するので,両親は安心しているようだ。Skype の時間にさえちゃんと家にいればいいのだから,子供たちの動向が正確に両親にわかるわけではないのだ。とうとう弟のサボりが問題となるが,両親の消息がわからなくなってしまう。どうやら,嵐に遭遇して行方不明になってしまったようだ。心配だが,情報は遅々として入手できない。どうなってしまうのだろう?

チェコ映画である。チェコでは子どもたちを放っておいて,両親は勝手にバカンスに出かけてしまうようなお国柄なのかと思いきや,監督の話によれば,両親は昔ヒッピーのような人たちだったので,今でもこんな自由なことをやっているんだというような話をしておられました。さすがに,一般的ではないらしい。
途中,突然両親が行方不明になってしまうのだが,結局は無事帰ってくる。しかしながら,一緒に連れて行っていた犬はどうなったやらわからない。彼らは死んだと思っているようなのだが,実は生きていて,映画の後半はこの犬のサバイバルが物語の一つとして進行していくのである。かなり凝った撮影もしており,これにはちょっと驚かされる。愛犬が無人島でロビンソンクルーソーのような生活をしていたという記事から構想を得たとのこと。タイトルから想像される印象から考えると,ちょっとびっくりさせられる映画であるのは確かだ。

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