私の少女時代

多くの観客を感動の涙で包み込んだ青春映画『あの頃、君を追いかけた』(11)に続いて、台湾映画界からまたも切なくも胸ときめかせるピュアなラヴストーリーが誕生した!
ヒロインの林真心(リン・チェンシン)は、仕事も恋愛も空回り気味の、どこにでもいる平凡なOLだ。そんな彼女が何もかも嫌になったある夜、ラジオから流れるアンディ・ラウの歌声を聞いたとき、純粋で夢にひたむきだった“少女時代”の輝かしくもほろ苦い想い出の数々が甦る。そして、そんな真心に待ち受けていた思いがけないサプライズとは?
2015年夏、台湾で公開されるや4億台湾ドル(約13億円)というメガヒットを記録し、15年のナンバーワン・ヒットを樹立。続く中国でも、わずか4日間で興収1億人民元(約16億円)を突破、『007 スペクター』を凌ぐ大ヒット作となり、歴代台湾映画の第1位となったほか、香港、韓国でも軒並み社会現象を巻き起こす大ヒットを記録。評判が評判を呼んだ日本では、今年3月に開催された第11回大阪アジアン映画祭で初お披露目、売上開始から5分でチケットが完売し、7月の「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」ではわずか3分でチケット完売と、人気沸騰。この冬、いよいよ満を持しての待望の日本公開となる。
90年代の台湾。“男子が興味を持たない平凡な女の子”真心は、香港の人気スター、アンディ・ラウと結婚することを夢見る冴えない女子高生だ。そんな真心にとって憧れの同級生は、イケメンの優等生、欧陽(オウヤン)だが、全女子のアイドル的存在の彼は真心にとって手に届かぬ“高嶺の花”だった。そんなとき、真心の許に届いた“不幸の手紙”をきっかけに、学校一の不良、大宇(タイユィ)と急接近。臆病で自分に自信のなかった真心の日常生活がにわかに騒がしくなり、その変化が思いがけず欧陽の視線を誘うことになる。こうして、学校一の王子様と学校一のワルとの狭間で、真心の乙女心は激しく揺れる。そして、悪ぶった大宇に秘められた過去とは?高校最後の夏、真心の恋はドラマティックな最高潮を迎える!
平凡な女子高生をめぐる、ハンサムな優等生とワイルドな不良学生とのすれ違いの三角関係は、いつの世も私たちの共感を誘わずにはおかない青春ラヴストーリーの王道とはいえ、そのアイテムとして散りばめられた“学校一キライな男”に胸ときめかせる“まさか”の瞬間の数々は必見だ。
ぶっきらぼうを装いながら舗道で車とすれ違いざまに“肩グイ”と抱き寄せられる優しさにギャップ萌えしたり、本命の相手に恋のアプローチできない不器用さにさりげなくサポートしてくれる男気や、深夜の公園をライトアップさせたロマンティックな“デート”に胸キュンしたりと、“青春映画あるある”的なときめきのシチュエーションがこれでもかと目白押し。加えて、「女の子が“大丈夫”といえば、“大丈夫じゃない”。“何でもない”と言えば、“大あり”の意味」「女の子の“もう知らない”は、“とても気になる”こと」など言葉とは裏腹な女子の切ない思いを端的に言い当てた名台詞の数々は、観る者に初恋の甘酸っぱい想い出を切なく想い起こさせることは間違いない。
真心を演じるのは、ビビアン・ソン(宋芸樺)。前半の洒落っ気ひとつない、ドジばかりのダサい女子高生姿から、恋にときめくにつれ美しく、愛らしくイメチェンする姿は、さながら現代版「マイ・フェア・レディ」と言いたい変貌ぶりだ。自信のなかった真心が、大宇の過去を知り、懸命に彼を励ます真剣さが、欧陽の心を捉える。対照的なふたりの高校生への想いをヴィヴィッドに好演し、台湾・金馬奬で主演女優賞にノミネート、上海映画批評家協会賞では主演女優賞を受賞するなど、将来期待の新鋭女優のひとりとなった。
大宇を演じるダレン・ワン(王大陸)はこの映画で一躍、ブレイク。反抗的な振る舞いの裡に、過去のトラウマを押し隠したナイーヴな男気たっぷりな大宇役をツンデレの魅力で演じ切り、その親しみやすいルックスは我が国でも多くの女性ファンを虜にすることは必至だ。
そして、欧陽役にはミュージシャンのディノ・リー(李玉璽)。端正なルックスと長身痩躯なプロポーションの正統派二枚目の魅力で鮮烈な俳優デビューを飾り、今や俳優としても引っ張りだことなる新境地を拓いた。
また、日本でも人気の台湾アイドルグループ 「F4」のジェリー・イェンが特別出演。ヒロイン、真心が辿る感動のクライマックスにサプライズの華を添えているのにも注目だ。
監督は、これまで「ハートに命中!100%」「蘭陸王」など数多くの人気テレビドラマのプロデューサーとしてお茶の間を沸かせてきたフランキー・チェン。女性監督らしい繊細な感性がこの映画デビュー作に心憎いばかりに投影されている。
また真心の永遠のアイドル、アンディ・ラウが自らエグゼクティヴ・プロデューサーとして参加したことでも話題を集め、それほど思いを尽くした真心のアンディへの憧れは、クライマックスで本人役として特別出演する伏線として絶妙、観る者の涙腺を刺激せずにはおかない。
真心の瞼に走馬灯のように甦るひと夏の恋の想い出をエモーショナルに彩る主題歌は、ヒビ(Hebe、田馥甄)の「小幸運」。投稿動画サイト「YOU TUBE」で台湾・中国語の楽曲として史上初となる1億回再生突破という偉業を達成した、観る者の心にいつまでも感動の余韻を残す名曲だ。
笑って、泣いて、胸ときめかせて。三拍子揃った究極のデトックスムービーに、忘れかけていた青春を甦らせてみよう。アジア中の女性が夢中になったこの“癒し体験”に、あなたの明日はきっと違ったものに見えてくる!

出演
リン・チェンシン(林真心)  ビビアン・ソン(宋芸樺)
シュー・タイユィ(徐太宇)  ダレン・ワン(王大陸)
オウヤン・フェイファン(欧陽非凡)  ディノ・リー(李玉璽)
タオ・ミンミン(陶敏敏)      デヴィ・チェン(簡廷芮)

特別出演
アンディ・ラウ(劉徳華)
ジョー・チェン(陳喬恩)
ジェリー・イェン(言承旭)

スタッフ
製作 イエ・ルーフェン(葉如芬)
監督 フランキー・チェン(陳玉珊)
脚本 ツォン・ヨンティン(曾詠婷)
撮影 チャン・ミンチョン(江敏忠)、チェン・クォロン(陳国隆)
美術 ヤン・チュアンシン(楊傳信)
音楽 クリス・ホウ(侯志堅)

主題歌「小幸運」
作詞 シュー・シーチェン(徐世珍) ウー・ホイフー(呉輝福)
作曲 ジェリーC (JerryC)
歌  ヒビ・ティエン(田馥甄)

日本語字幕:木村佳名子

■原題・英題
原題:我的少女時代 英題:Our Times

2015年/台湾/ 134分/カラー/中国語・閩南語
配給:ココロヲ・動かす・映画社 ○

■公式サイト
http://maru-movie.com/ourtimes.html

2016年11月26日新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

©2015 Hualien Media Intl. Co., Ltd 、Spring Thunder Entertainment、Huace Pictures, Co., Ltd.、Focus Film Limited

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