月別アーカイブ: 2015年12月

あやしい彼女

見た目は20(ハタチ)歳、中身は73歳!
とっても可愛いのに・・・どこか変?
誰にも言えない秘密を抱えた、“超絶あやしい20(カノジョ)歳”が日本中を魅了する

可愛いルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子・大鳥節子(多部未華子)。その容姿とは裏腹に、口を開けば超毒舌、相手かまわず罵声を浴びせ、時には熱く説教をする。そんな“超絶あやしい20歳”の正体は、73歳のおばあちゃんだった!
戦中生まれの下町育ち、早くに夫を無くし、女手一つで娘を育ててきた。望むような人生を生きられなかった主人公に訪れた二度目の青春!突然若返った彼女は、こうなったらとことん好きなように生きてやる!と髪型も服装もチェンジ、家族も名前も捨て去って、新たな人生をスタート。そんな彼女の天声の歌声は、魂を震わせ、たちまち周囲を魅了していく。
実の娘の心配をよそに、イケメン音楽プロデューサーにスカウトされ、しがないバンドマンの孫とまさかのバンドデビュー!?長年彼女に想いを寄せる幼馴染の次郎も巻き込みながら、初めて思い通りの人生を歩む節子___そんな彼女が最後に気づく大切なものとは?

誰もが一度は夢見る、この壮大な“人生リセット劇”のヒロインを演じるのは、実力派にして愛され女優NO.1の多部未華子。クルクル変わる表情で一流のコメディエンヌぶりを発揮したかと思えば、誰もが知る往年の名曲からオリジナル曲まで、みごとに歌い上げ観客を惹きつけます。そんな彼女の新しい魅力を引き出すのは、コメディ映画のプロフェッショナル=水田伸生監督。多部と二人一役・73歳のおばあちゃんを演じる倍賞美津子をはじめ、小林聡美、要潤、北村匠海、金井克子、志賀廣太郎と多才なキャストが勢ぞろいし、物語を盛り上げます。

『謝罪の王様』のスタッフが再集結して生み出す、「笑い×歌」の新たなコメディの世界。
異色のヒロイン登場に、笑わされっぱなしなのに…最後はまさかの大号泣!?
この春、20歳と73歳、甘辛ミックスな魅力を放つ“あやしい彼女”にあなたも思わず恋をする…?

出演:多部未華子
   倍賞美津子
   要潤 北村匠海 金井克子 / 志賀廣太郎
   三鴨絵里子 越野アンナ 久保佑太 Kilt 田村健太郎 温水洋一  
   小林聡美

監督:水田伸生
原作映画:「Miss Granny」(CJ E&M CORPORATION)
脚本:吉澤智子 音楽:三宅一徳 劇中歌監修:小林武史
主題歌:「帰り道」越野アンナ(Sony Music Records)
製作:中山良夫 ゼネラルプロデューサー:奥田誠治 エグゼクティブプロデューサー:門屋大輔 
プロデューサー:畠山直人 八尾香澄
共同プロデューサー:伊藤卓哉 里吉優也
ラインプロデューサー:毛利達也
宣伝プロデューサー:小出わかな 
撮影:中山光一 美術:磯見俊裕 照明:松本憲人 録音:鶴巻仁 編集:平澤政吾 装飾:佐原敦史 大庭信正 VFXスーパーバイザー:オダイッセイ
衣裳:篠塚奈美
ヘアメイク:酒井夢月
スクリプター:阿保知香子
音響効果:松浦大樹
キャスティング:杉野剛
監督補:相沢淳
助監督:蔵方政俊
制作担当:近藤博
製作:「あやカノ」製作委員会
製作幹事:日本テレビ放送網
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:松竹 

公式サイト:http://ayakano.jp/

2016年4月1日(金)エイプリルフール 全国ロードショー

©2016「あやカノ」製作委員会 (C)2014CJ E&M CORPORATION

74 ORIGINAL SONGS VIE FOR 2015 OSCAR®

LOS ANGELES, CA – The Academy of Motion Picture Arts and Sciences today announced that 74 songs from eligible feature-length motion pictures released in 2015 are in contention for nominations in the Original Song category for the 88th Academy Awards®.

The original songs, along with the motion picture in which each song is featured, are listed below in alphabetical order by film title and song title:

“Happy” from “Altered Minds”
“Home” from “Alvin and the Chipmunks: The Road Chip”
“None Of Them Are You” from “Anomalisa”
“Stem To The Rose” from “Becoming Bulletproof”
“The Mystery Of Your Gift” from “Boychoir”
“I Run” from “Chi-Raq”
“Pray 4 My City” from “Chi-Raq”
“Sit Down For This” from “Chi-Raq”
“Strong” from “Cinderella”
“So Long” from “Concussion”
“Fighting Stronger” from “Creed”
“Grip” from “Creed”
“Waiting For My Moment” from “Creed”
“Don’t Look Down” from “Danny Collins”
“Hey Baby Doll” from “Danny Collins”
“Dreamsong” from “The Diary of a Teenage Girl”
“It’s My Turn Now” from “Dope”
“Ya Rahem, Maula Maula” from “Dukhtar”
“Earned It” from “Fifty Shades of Grey”
“Love Me Like You Do” from “Fifty Shades of Grey”
“Salted Wound” from “Fifty Shades of Grey”
“Hands Of Love” from “Freeheld”
“See You Again” from “Furious Seven”
“Brother” from “Godspeed: The Story of Page Jones”
“As Real As You And Me” from “Home”
“Dancing In The Dark” from “Home”
“Feel The Light” from “Home”
“Red Balloon” from “Home”
“Two Of A Crime” from “Hot Pursuit”
“Til It Happens To You” from “The Hunting Ground”
“I’ll See You In My Dreams” from “I’ll See You in My Dreams”
“The Movie About Us” from “Ingrid Bergman – In Her Own Words”
“Bhoomiyilenghanumundo” from “Jalam”
“Koodu Vaykkan” from “Jalam”
“Pakalppaathi Chaari” from “Jalam”
“Yaathra Manoradhamerum” from “Jalam”
“Lost In Love” from “Jenny’s Wedding”
“True Love Avenue” from “Jenny’s Wedding”
“Hypnosis” from “Kahlil Gibran’s The Prophet”
“Juntos (Together)” from “McFarland, USA”
“The Light That Never Fails” from “Meru”
“The Crazy Ones” from “Miss You Already”
“There’s A Place” from “Miss You Already”
“Johanna” from “Mortdecai”
“Little Soldier” from “Pan”
“Something’s Not Right” from “Pan”
“Paranoid Girl” from “Paranoid Girls”
“Better When I’m Dancin'” from “The Peanuts Movie”
“Pink & Blue” from “Pink & Blue: Colors of Hereditary Cancer”
“Flashlight” from “Pitch Perfect 2”
“Birds Of A Feather” from “Poached”
“Still Breathing” from “Point Break”
“Manta Ray” from “Racing Extinction”
“Cold One” from “Ricki and the Flash”
“Torch” from “Rock the Kasbah”
“Someone Like You” from “The Rumperbutts”
“Aankhon Me Samaye Dil” from “Salt Bridge”
“Bachpana Thaa” from “Salt Bridge”
“Kanpne Lage Tum” from “Salt Bridge”
“Kyaa Bataaun Tujhe” from “Salt Bridge”
“Le Jaaye Jo Door Tumse” from “Salt Bridge”
“Na Jaane Kitni Door” from “Salt Bridge”
“Sookha Hi Rang Daalo” from “Salt Bridge”
“Feels Like Summer” from “Shaun the Sheep Movie”
“Phenomenal” from “Southpaw”
“Writing’s On The Wall” from “Spectre”
“Squeeze Me” from “The SpongeBob Movie: Sponge out of Water”
“Teamwork” from “The SpongeBob Movie: Sponge out of Water”
“Who Can You Trust” from “Spy”
“Came To Win” from “Sweet Micky for President”
“Mean Ol’ Moon” from “Ted 2”
“Love Was My Alibi” from “The Water Diviner”
“Fine On The Outside” from “When Marnie Was There”
“Simple Song #3” from “Youth”

During the nominations process, all voting members of the Music Branch will receive a Reminder List of works submitted in the category and a DVD copy of the song clips. Members will be asked to watch the clips and then vote in the order of their preference for not more than five achievements in the category. The five achievements receiving the highest number of votes will become the nominations for final voting for the award. A maximum of two songs may be nominated from any one film.

To be eligible, a song must consist of words and music, both of which are original and written specifically for the film. A clearly audible, intelligible, substantive rendition of both lyric and melody must be used in the body of the film or as the first music cue in the end credits.

The 88th Academy Awards nominations will be announced live on Thursday, January 14, 2016, at 5:30 a.m. PT at the Academy’s Samuel Goldwyn Theater in Beverly Hills.

The 88th Oscars® will be held on Sunday, February 28, 2016, at the Dolby Theatre® at Hollywood & Highland Center® in Hollywood, and will be televised live by the ABC Television Network at 7 p.m. ET/4 p.m. PT. The Oscar presentation also will be televised live in more than 225 countries and territories worldwide.

『河』ツァイ・ミンリャン監督、リー・カンションさん舞台挨拶

11月29日、有楽町スバル座にて<特集上映:ツァイ・ミンリャン>の『河』(97)の上映が行われ、舞台挨拶にツァイ・ミンリャン監督と主演のリー・カンションさんが登壇した。『河』はツァイ監督の3作目の作品。首が曲がったままになる奇病を患った息子と、その家族を描いている。ベルリン映画祭で銀熊賞を受賞した。

ツァイ監督は「この作品はデビュー作の『青春神話』(92)を作った後、撮りたいと思った作品です」と説明した。撮影のきっかけとなったのは、リーさんが首が曲がる病気にかかったこと。ツァイ監督は10カ月リーさんに付き添い、病院を回った。人間が病に体を苛まれるのを目の当たりにし、人間というのは意外と不自由なのだと衝撃を受けたのだという。ツァイ監督は「自分の命運に逆らえない人間を描こうと思い、映画にしたのです」と制作の経緯を語った。また、撮影時について「シャオカン(リーさんの愛称)はもう一度、自分が病気だったときの状態を演じなければならず、非常に辛かったと思います。私は彼の演技を見て、当時を再現できていないと感じ、もっと首は曲がっていないといけないと随分要求しました」。最近、リーさんの病気が再発したというが「彼の運命に対して、私は何をしていいかわかりません。しかし病状がどうなろうとも、私は彼とずっと仕事をしていくと思います」と力を込めた。

また、日本の観客にお礼が言いたかった、というツァイ監督。「国民性かもしれませんが、作品に対して非常にこだわりがあり、自分が好きだと思うものをずっと支持してくださる。デビューからずっと応援してくださる方が少なからずいらっしゃいます。この上映をきっかけにして、またこれから私と一緒に歩いてくださるお客さまに出会えたらと思います」と語った。

リーさんは、「日本の皆さま、今日はありがとうございます。私の病気が治るか治らないかにかかわらず、今後も努力していい演技をしたいと思っています」と決意を表明した。

第16回東京フィルメックス授賞式

11月21日から9日間にわたって開催された第16回東京フィルメックス。会期を1日残した11月28日、有楽町朝日ホールにて授賞式が行われ、各賞が発表された。

授賞に先立ち、会期中、6日間にわたって実施された映画人材育成プロジェクト「タレンツ・トーキョー2015」の報告が行われた。今年も、アジアから15名の映画の未来を担う人材が参加。「Me against the world」をテーマに、パク・キヨン監督をはじめとするメイン講師とのワークショップに加え、ピーター・チャン監督、ジャ・ジャンクー監督によるマスタークラスも行われた。「タレンツ・トーキョー・アワード」に選ばれた企画は、マレーシアのラウ・ケクフアットさんの『A love to Boluomi』。ラウさんは「この企画は私の家族の物語です。私の祖父は1948年に殺されました。マレーシアでは多くの家族が同じ経験をしていますが、この歴史は隠されています。この賞をいただけたことは、企画の実現に向けての大きな一歩です」と感謝を述べた。

各賞の発表は、市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターによる観客賞の発表から始まった。受賞したのはピーター・チャン監督の『最愛の子』。チャン監督は帰国していたため、配給会社ハピネットの鈴木俊輔さんが監督のコメントを代読した。「今日は私の誕生日でもあり、受賞をとても嬉しく思っています。この映画は特に思い入れのある作品です。観客賞の受賞は、映像作家になるという私の信念を再確認する良い機会となりました。なぜ今私が映画を作っているのか、思い出させてくれるこれより良い方法はありません」。なお、『最愛の子』は2016年1月16日より、シネスイッチ銀座ほか全国で公開される。

次に、学生審査員の山元環さん、菅原澪さん、十河和也さんが登壇し、学生審査員賞の発表が行われた。授与されたのはペマツェテン監督の『タルロ』。山元さんより、「恋歌は、纏っていたものを自ら剥ぎ取り、喧噪に唸るパンクロックへと変化した。本当に、彼が返るべき場所は〝自然〟だったのだろうか。最後、緑の中、私たちに背を向けるタルロに以前の面影は無い。圧倒的な、何かを得た、或いは失った彼をそこに見た」と授賞理由が読み上げられた。ペマツェテン監督は「日本の若い人たちがこの映画を評価してくださり、本当に嬉しく思います。先ほど受賞理由を読みました。とても細かく映画をご覧になっていただき、心から感謝しています」と語った。

続いて、イ・ヨンガン審査員長より、スペシャル・メンションの発表が行われた。授与されたのは、ヴィムクティ・ジャヤスンダラ監督の『白い光の闇』と、『クズとブスとゲス』の奥田庸介監督。『白い光の闇』の編集を務めたサマン・アルヴィディガラさんは「この作品は5年かけて作りました。受賞を非常に嬉しく思います」とコメント。次に、奥田監督が「スペシャル・メンションて何だろうと思って、さっ き学生審査員に〝メンション〟の意味を調べてもらったら、〝ちょっと触れる〟という意味でした」と切り出すと、会場から笑いが。奥田監督は「〝特別にちょっと触れる〟という賞をありがとうございました」という言葉で挨拶を締めた。

審査員特別賞は、塩田明彦審査員より、チャオ・リャン監督『べヒモス』と発表された。「押し寄せる現代社会の中で荒廃していく人間や自然を、批判的かつビジュアル化したこと」が評価された。チャオ監督は「明日、北京に帰ります。北京はすでに寒いですが、賞のおかげで温かい気持ちで帰れます」と語った。

最優秀作品賞は、シルヴィア・チャン審査員より、ペマツェテン監督『タルロ』と発表された。「IDを求める男がIDを失くすシンプルなコンセプトを美しく映画にしたこと」が授賞理由。ペマツェテン監督は、第12回東京フィルメックス(2011)でも『オールド・ドッグ』で最優秀作品賞を受賞している。「フィルメックスには強い縁を感じ、故郷のように思っています」と2回目の受賞を喜んだ。ペマツェテン監督は関係者への感謝を語り「ぜひこの映画が日本で公開され、もっと多くの方に見ていただけることを願っています」と、学生審査員賞とのダブル受賞に期待を込めた。

全ての賞の発表が終わったところで、イ・ヨンガン審査員長より総評が述べられた。「全ての作品が旺盛なチャレンジ精神に基づいて作られており、こちらも見ている間ずっと緊張していました。それぞれの監督が抱えている社会の問題を、鋭利な視点で捉えた作品ばかりでした。私だけではなく、審査員全員がこの10作品全てに賞を与えてもいいのではないかという思いで審査会議をしました。作品を通してアジアの未来を見ることができ、素晴らしい経験になりました」とコメント。「審査員全員に、このように貴重な機会を与えてくれた東京フィルメックスの林 加奈子ディレクター、市山尚三プログラム・ディレクターに心からお礼を申し上げます」と感謝が伝えられた。

最後に、林ディレクターが登壇。「皆さま、〝映画の力を信じる映画祭〟東京フィルメックスの日々で、作り手の挑戦を存分に受け止めていただけましたでしょうか?」と問いかけると、観客は大きな拍手で応えた。「映画に感謝し、映画を愛する皆さまにも感謝しながら、来年の東京フィルメックスに向けて準備を積み重ねてまいります」と決意が語られ、第16回東京フィルメックスの授賞式が閉幕した。