日別アーカイブ: 2016年12月8日

風に濡れた女

都会の喧噪を避け、過去から逃げるように山小屋で暮らす男・高介(永岡佑)は、生命力を持て余し、
野性味溢れる魅力を放つ女・汐里(間宮夕貴)との出会いによって、欲望の渦に巻き込まれていくはめに…。

長編デビュー作『月下の囁き』(99)から17年、塩田明彦監督が原点回帰して挑んだ初ロマンポルノ作品。
ロマンポルノの名匠・神代辰巳監督をリスペクトし、師匠の大和屋竺(脚本家・監督)にたたきこまれた脚本術で、本能むきだしのままヒートアップする男と女の駆け引きを軽妙に描いている。
 主演を務めるのは永岡佑と間宮夕貴。永岡は、19才で俳優デビューし、タナダユキ監督の『月とチェリー』(04)で初主演。NHK大河ドラマなど数々のドラマや映画に出演する実力派俳優で、近年の「重版出来!」(TBS)での好演が高く評価されている。間宮は、石井隆監督『フィギアなあなた』(13)で映画初出演。その後も『甘い鞭』(13)、『GONIN サーガ』(15)など石井監督作品に立て続けに出演し、女優として開眼。今年公開された『屋根裏の散歩者』(16)でもオールヌードを披露。その潔い脱ぎっぷりに、各界から熱視線を浴びている。
本作は、歴史ある第69回ロカルノ国際映画祭のコンペティション部門にも選出され、<若手審査員賞>を受賞。ロマンポルノ作品として国際映画祭のメインコンペへ招待されたのは本作が初めてとなる。本映画祭では、神代監督の『恋人たちは濡れた』(73)と共に招待された。ロカルノを皮切りに数々の海外映画祭から招待を受けており、自由に性を描いたセンセーショナルな映画として海外でも注目されている。

■公式サイト
http://www.nikkatsu-romanporno.com/reboot/

12月17日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

©2016日活

ジムノペディに乱れる

1週間―。撮れない日々が続く映画監督の古谷(板尾創路)は、鬱屈とした気持ちを抱えながら、肌のぬくもりを求めて女たちの隙間を彷徨っていた。仕事、名声、そして愛…全てを失った男が、辿り着いた先に見つけたものとはー?

『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)、『ピンクとグレー』(16)の行定勲監督による初のロマンポルノ作。
主演を務めるのは芸人、俳優など様々な顔をもつ板尾創路。映画監督としても2本の作品を残し注目される彼が、全てを失い自暴自棄になっている映画監督の男・古谷を演じる。そして、注目されるヒロインに、透明感の溢れる美しさで注目される新進気鋭の女優・芦那すみれ。これまではBOMI名義でミュージシャンとして活動しており、本作が本格的な映画デビュー作に。もうひとりのヒロインにNHK大河ドラマ「真田丸」の出演など、注目の若手女優・岡村いずみ。慶応義塾大学を卒業した才女で、non-noの専属モデルを経て、現在女優として様々な作品に出演している。2人共に本作が初めての濡れ場シーンへの挑戦となった。
本作は、板尾創路演じる映画監督の古谷が<1週間>、さまざまな年齢層の女性たちと官能的に乱れる姿も必見。さらに、ロマンポルノを代表する女優・風祭ゆきがカメオ出演している。今年、生誕150年を迎えたエリック・サティの名曲「ジムノペディ」の調べにのせ、ラブストーリーの名手・行定勲監督が、切なく不器用な大人の愛を官能的に描いている。 

■公式サイト
http://www.nikkatsu-romanporno.com/reboot/

11月26日より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

©2016日活